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ハーブピーリングとは?

ピーリングという言葉を聞いたことがある方でも、ハーブピーリングは聞いたことがないという方も多いかと思います。ハーブピーリングは低刺激でありながら、肌トラブルの改善効果が期待できる施術です。

本コラムでは、ハーブピーリングとは何か、その原理や目的を紹介するとともに、普通のピーリングとの違いについても詳しく説明していきます。ハーブピーリング施術について気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ハーブピーリングとは

お肌のトラブル改善におすすめされるハーブピーリング。ここでは、ハーブピーリングの原理や目的、通常のピーリングとの違いについて見ていきましょう。

ハーブピーリングの原理

ハーブピーリングは、天然由来のハーブや海藻のミネラルを配合したピーリング剤を指します。また、ハーブピーリングの中でも、剝離ありと剝離なしタイプに分かれます。

剝離ありタイプは、スポンジアと呼ばれる棘状成分が配合されており、この成分が皮膚の中に入り込み刺激を与えることでターンオーバーを促進させてくれます。

剝離なしタイプはこのスポンジアがほとんど入っていない、もしくはごく少量配合されているものがほとんどです。剥離なしタイプは、配合されているハーブなどの植物成分がお肌には浸透することで、ターンオーバーを促進させる仕組みのため、低刺激の施術です。

ハーブピーリングの目的

ハーブピーリングの主な目的は、肌トラブルの改善です。期待できる効果は以下の通りです。

  • ハリ、ツヤ改善
  • 乾燥やアトピーの改善
  • たるみや小じわの改善
  • ごわつきの改善
  • 色素沈着やくすみの改善
  • 毛穴の開き改善
  • ニキビ跡の改善
  • クレーターの改善

ハーブピーリングによってお肌のターンオーバーを促進させ、周期を正常化させることで上記のような肌トラブルの改善が期待できます。ダウンタイムは2~3日程度です。

ハーブピーリングのダウンタイムは?

また、剝離ありは刺激が強い分、即効性があり、剝離なしは刺激が少ない分、繰り返し施術を行う必要があります。そのため、ご自身の肌トラブルの内容や、体質、体調に合わせて適切な施術を行うことが大切です。

ハーブピーリングは様々な肌トラブルを解決できますので、お肌のことでお悩みの方は一度サロンまでご相談ください。

ハーブピーリングの剥離ありなしで効果は変わる?

普通のピーリングとの違い

普通のピーリングでは、古くなった角質層を除去します。ピールには「皮をむく」という意味があるように、ピーリングでは溜まった角質をはがすことで新陳代謝を高め、ターンオーバーを促進させます。また、酸性の薬剤や研磨剤を配合していることも特徴の一つです。

一方、ハーブピーリングでは配合されているハーブ成分や棘状成分が皮膚の中に入り込み、内側から刺激を与えることで細胞を活性化させ、ターンオーバーを促進させます。

このように、普通のピーリングは外から角質層をはがし、ハーブピーリングは内側からの刺激により角質層を除去するという違いがあります。

また、内側からターンオーバーを促進させるハーブピーリングはお肌への刺激が少ないため、普通のピーリングでは刺激が強すぎる方や、敏感肌の人でも行いやすい施術です。

まとめ

ハーブピーリングは、内側から刺激を与えることで細胞を活性化させ、ターンオーバーを促進させる施術です。外側から角質層をはがす普通のピーリングとは異なり、低刺激かつターンオーバーを正常化させる特徴があります。

どちらもターンオーバーを正常化させることで肌トラブルの改善に役立ちますが、普通のピーリングのように繰り返し外側から角質層をはがす方法は、やり過ぎると逆効果になってしまうことも。

そのため、敏感肌の方や強い刺激に弱い方は、低刺激なハーブピーリングがおすすめです。